棚卸し時間をzaicoを使って80%以上削減する方法

在庫管理アドバイザーの岡本です。

 

前回は、棚卸作業の時間を50%以上削減する方法を

ご紹介しました。

 

棚卸し作業の工程をおさらいすると、

 

通常の棚卸作業を分解してみるとこんな工程になります。

  1. 棚卸する商品の番号(または名前)を紙に書く
  2. 商品を数える
  3. 数えた数を紙に書く
  4. 1~3をひたすら繰り返す
  5. 事務所に紙を持っていく
  6. PCに紙に書かれた商品番号と数えた数を打ち込む
  7. 集計する
  8. システムに最新在庫を反映する

 

そして、zaicoを使い、QRコード読み取りにすると、

  1. 棚卸する商品の番号(または名前)を読み込む
  2. 商品を数える
  3. 数えた数を入力する
  4. 1~3をひたすら繰り返す
  5. システムに最新在庫を反映する

 

一気に3工程減ります。

 

そして、今回90%以上削減する方法としてご紹介したいのは、

RFID(RFタグ)の活用です。

QRコードは、1枚1枚を近くで読み取らないといけないですが、

RFIDの場合は、RFタグに書き込まれた情報を、電波を使って読み取ります。

つまり、

  • 近くで1枚1枚読み取らなくても良い
  • 一度に複数のタグが読み込める

という利点があります。

 

棚卸し工程の中で大変な作業として挙げられるのは、「1枚1枚タグの読み取りが必要」

ということです。

 

RFIDを使えばこの作業コストを一気に下げることができます。

実際にアパレル業界では利用が進んでおり、

ユナイテッドアローズでは、80%以上削減できたとのことです。

 

また、ユニクロでも同じ取組がされており、こちらでも

大きな成果を上げています。

ユニクロでは、棚卸だけではなく、置くだけで会計ができる「無人レジ」

にRFIDが使われていますので、知っている人も多いと思います。

 

RFIDは、在庫管理にとって夢のような技術です。

ただ、躊躇されるのはそのコストですが、それを勘案しても

RFID技術は導入することを検討するのに値する技術です。

 

次回は、棚卸を例に取ってRFIDをつかったらどれくらいのコスト削減

が期待できるのかを見てみます。

 

zaicoから、RFIDを使った在庫管理「R-ZAICO」が

リリースされました。

一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

 

 

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