在庫管理システムはシンプルなほうが良い その2

在庫管理アドバイザーの岡本です。

 

前回の記事で、多額の費用をかけたにも関わらず、

結局使えない在庫管理システムが多いという事実をお伝えしました。

ある程度機能を持った在庫管理システムを導入するためには、

業務の棚卸しが必ず必要ですが、実はシンプルな在庫管理システムであれば

その必要はほとんど不要です。

 

そのためには在庫管理の要点を理解する必要があります。

在庫管理の要点は2つあります。

 

在庫管理の要点その1「在庫=入庫ー出庫」

在庫は、入庫数(仕入れた数)から、出庫数(販売・使用した数)を引くだけの

きわめてシンプルな数式から成り立っています。

 

つまり在庫管理は、入庫と出庫がしっかりと管理できれば良いということになります。

 

在庫管理の要点その2「管理項目」

在庫管理の一番大切な管理項目は、たった4つだけです。

  1. いつ
  2. 何を「品目」
  3. いくつ
  4. どこから

例えば、商品Aが10個あったとします。

11/3に商品Aを棚Zから3個取り出す。

これを先ほどの1~3に当てはめますと、

  1. いつ:11月3日
  2. 何を「品目」:商品A
  3. いくつ:3個出庫
  4. どこから:棚Z

 

これだけでOKです。

金額の情報も欲しい!思うかもしれませんが、

金額の情報は、売上伝票を見返せばすぐに分かります。

 

この4つだけであれば、設定する項目は商品の名前くらいなので

とても簡単です。

 

入出庫がきちんとできていなければ、数千万円かけた

在庫管理システムもまったく意味がありません。

豊富な機能があっても、設定がキチンとできていなければ

効果はありません。

 

シンプルな在庫管理ができて初めて、もっと高価な在庫管理システムの

導入を検討すべきだと声を大にしていいたいです。

(残念ながら、導入してから痛い目を見て気づく企業が大部分ですが・・・)

 

そういった意味で、zaicoは最初の在庫管理システムとしてはとても

お勧めです。

zaicoはシンプルな上に簡単で使いやすいシステムです。

この簡単で使いやすいということが実は在庫管理の実務ではとても大切です。

システムを検討するのは、そこそこシステムに詳しい人かもしれません。

しかし、実際に使うのは現場の人です。

必ずしも在庫管理システムに詳しいとは限りません。

 

在庫管理は日々の入出庫作業がもっとも重要です。

システムが難しければ、現場はやりたくないと思ってしまいます。

だからこそ、簡単で使いやすいというのは大きな価値です。

 

在庫管理システムの導入に迷っている方はまずはzaicoの

導入をお勧めします。

もし、zaicoを使いこなせないようであれば、どんな高価なシステムを

入れても使いこなせないでしょう。

 

逆にzaicoを使いこなせれば、高価な在庫管理システムは結局いらなかったなーと実感するはずです。

 

在庫管理に関してもっと知りたい方、在庫管理に関するお悩み・ご相談は、

在庫管理の専門家が運営する在庫管理の総合窓口「在庫管理110番」までお気軽にどうぞ!

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