2日がかりの棚卸が3時間に大幅短縮!情報共有性の高さがzaico導入の決め手

会社・団体名

株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ

業種

製造・メーカー / 小売・卸

従業員数

101〜1000名

地域

関東

管理物品

製品/商品 / 資材

課題

棚卸を効率化したい / 紙やExcelでの管理をなくしたい

活用機能

画像登録 / 棚卸の記録 / データ一括登録/ダウンロード

2024/11/27

株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ様:在庫管理基本情報

  • 管理している物品:主にお菓子の梱包資材(包装紙、段ボール、パッケージ系)
  • 管理している品目数:644品目
  • zaico導入前の在庫管理方法:紙(帳簿)に記録していた
  • 利用開始:2023年
  • 利用頻度:ほぼ毎日
  • 利用人数:5名
  • バーコード・QRコード利用:なし

zaico導入前に抱えていた在庫管理の課題

  • 在庫状況をリアルタイムに共有できない
  • 手書きの管理だと、書き間違いなどのミスが多く発生する
  • 月一回の棚卸で差異が大きく出てしまう

zaico導入によって得られた効果は?

  • 最新の在庫状況をリアルタイムに把握できるようになった
  • 入出庫をシステム化することでヒューマンエラーが減った
  • 棚卸差異が減り、棚卸にかかる時間も大幅に短縮された

株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ様に、zaico導入前の課題から導入後の効果までを伺いました!

洋菓子の製造販売を主事業とし、関東を中心に全国で30店舗以上の直営店を運営する株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ様。主に焼き菓子などの梱包に使う資材をzaicoで管理されています。

以前は紙に手書きで資材の在庫管理をされており、書き間違いなどのミスによって棚卸差異が大きく出てしまうことがありました。また、在庫状況をリアルタイムに共有できない非効率さも感じられていたそうです。

今回はzaico導入によってこれらの課題を解消し、棚卸の効率化や正確性の向上に成功された、仕入れ事業部マネージャー 吉田雄帆(よしだゆうほ)様に詳しくお話を伺いました!

株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ 仕入れ事業部マネージャー 吉田雄帆様

在庫管理のためだけに、高いコストはかけられない

zaicoではどんな物品を管理されていますか?
吉田様:zaicoでは主に梱包用の資材を管理しています。事業内容が洋菓子の製造販売なので、焼き菓子などの梱包が多く、管理物品としては包装紙や段ボール類などのパッケージ関連がメインです。
私たちの部署では、30店舗ある直営店で使用する資材を調達し、納品するという業務を毎週行っています。zaicoで各店舗の在庫状況を見つつ、必要な資材の発注や納品をしています。
zaico導入前は、どのように資材の在庫管理をされていましたか?
吉田様:以前は紙に手書きで在庫管理をしていました。使うたびに日付と使用数、残りの在庫数を記入するという、この時代に「嘘でしょ」というくらいアナログなやり方でした(笑)。もちろん、在庫管理システムなどの営業も受けていましたし、在庫管理システムの存在は知っていましたが、なかなか手が出なかったんです。例えば、専用端末でバーコードを読み取って在庫管理ができるシステムなどは、月額料金や端末のレンタル料がとんでもなく高額で…。

当社としても課題感はありつつも、在庫管理業務のためだけに、そんなにコストはかけられないというのが実情でした。そんな中でzaicoを知って、「こんな簡単にアプリで在庫管理できるのか!」と驚きました。

YouTube動画をきっかけにzaicoを導入。情報共有性の高さが魅力だった

zaicoを知ってくださったきっかけは?
吉田様:在庫管理システムの情報収集をする中でYouTubeも見ていたのですが、たまたまzaicoの動画が出てきて。それをきっかけに調べてみたら、スマホアプリでできるし、料金設定も安いし、何よりも情報共有性の高さに惹かれて導入を検討するようになりました。
多くの在庫管理システムの中から、最終的にzaicoを選んでくださった決め手は?
吉田様:zaicoの使い方を解説したYouTube動画を見て、実際に自社で使うイメージができたことが決め手です。
同時に検討していた他社システムは、具体的な情報が欲しいと思ったときに、担当者に問い合わせなくてはならないなど情報収集に手間がかかりました。その点zaicoは、導入を検討する側の知りたいことが解説された、かゆいところに手が届くような動画が多く用意されていたんです。実際に使うイメージができたので、トライアルに踏み出しやすかったというのが大きいですね。
トライアルを経て、zaicoの印象はいかがでしたか?
吉田様:もちろんコストが見合うかどうかが前提ではありましたが、使ってみての感想は、率直に「めっちゃいい!」でした(笑)。専用端末が不要で、スマホにアプリをダウンロードするだけで使えるのが便利ですし、一つの資材に対して関連する詳細情報を紐付けて登録・管理できる点もよかったです。

ガトー・ド・ボワイヤージュ様の在庫一覧画面(モバイル)

吉田様:ただ、やはり一番は情報共有のしやすさですね。専用端末を使って在庫管理をする他社システムは、在庫管理はできても、データ共有の仕組みは自分たちで作らなければならないものもありました。情報共有の効率化がしにくいうえにコストも高いとなれば、当社としては、費用対効果が低いという判断になってしまいます。
一方でzaicoは、そもそもの機能として情報の共有性が高く、これはすごく楽だなと思いました。費用面も含め、なかなか希望のシステムが見つからない中で、やっとzaicoに出会えたという形でした。もっと早くに出会いたかったくらいです。

zaicoはノンストレスで業務に定着させられた

zaico導入当初、つまずきや困ったことはありませんでしたか?
吉田様:全くありませんでした。逆に言えば、そういったことがなかったから今も使い続けられているのだと思います。導入時から新しい業務フローとして定着させるまで、本当にノンストレスでしたね。
普段はパソコンとモバイル、どちらでzaicoを利用されていますか?
吉田様:資材を仕入れたときの入庫登録や、資材を使ったときの出庫登録は全てスマホで行っています。事務所に戻らなくても、どこにいてもその場でスマホで在庫を確認できるというのは、やはりものすごく効率がいいですね。
一方で、月末の棚卸にはパソコンを使うなど、業務によって使い分けています。

ガトー・ド・ボワイヤージュ様の在庫一覧画面(パソコン)

画像登録機能は活用されていますか?
吉田様:はい。管理している物品は全て画像を登録しています。画像登録ができることで、全然便利さが違いますね。
数百種類を超える多くの資材を管理する中で、品名を全て記憶するのは無理がありますし、品名だけでは発注の間違いも起きやすい。でも画像で確認できれば、パッと見で「これだ」と分かります。画像の利便性は本当に実感しているところです。

2日がかりの棚卸が、zaico導入後は3時間に短縮された

zaicoを導入して、棚卸は効率化されましたか?
吉田様:棚卸は月に一度していますが、zaicoを導入してから作業時間も正確性も大幅に向上しています。zaico導入前の棚卸は、丸一日かけて終わるかどうか…ときには翌日に持ち越して、2日がかりになってしまうケースもありました。
それが、zaico導入後は二人でスマホを使って棚卸作業を行い、2時間半から3時間で終わるようになりました。集計も、zaicoの在庫データをCSVでダウンロードするだけで済むようになっています。削減できた時間はかなり大きいですね。
以前の棚卸に時間がかかってしまっていた原因は?
吉田様:手書きで記録していた在庫管理の帳簿と現物の数を突き合わせるのですが、やはり手書きだと品名や数量の書き間違いもあれば、記入場所を間違えたりなどヒューマンエラーが起きやすく、間違っていても気づきにくいんです。とにかく正確性に欠けていました。
一つひとつはちょっとしたミスかもしれませんが、在庫管理はそういったボタンの掛け違いが重なって、最後は「とんでもなく狂う」状況になってしまいます。そのため、以前は棚卸で数が合わないトラブルが毎月と言っていいほど起きていました。
zaico導入後は、棚卸差異も減りましたか?
吉田様:減りました。間違いが起きにくい環境になったことで、正確性が向上しました。

今後は食品の賞味期限・使用期限もzaicoで管理したい

特に便利に感じていただけているzaicoの機能はありますか?
吉田様:これが便利というより、全般的に在庫管理が楽になる機能が網羅されていると感じていますし、ユーザーフレンドリーな操作画面も気に入っています。
あとはやはり、誰かが更新した在庫データの情報を、常にリアルタイムに把握できるのが良いですね。
今後、活用したいzaicoの機能はありますか?
吉田様:賞味期限や使用期限のアラート設定機能に興味があります。弊社の洋菓子の製造工場では、お菓子の材料の管理にもzaicoを使っているので、そういった食品の使用期限を人の目による管理ではなく、システム化することも検討していきたいですね。

ガトー・ド・ボワイヤージュ様の人気商品の一つ「キャラメルラテミルフイユ」

ぜひ期限管理機能もお試しください!今回は参考になるお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

お菓子の梱包・資材管理にzaico

今回は株式会社ガトー・ド・ボワイヤージュ様に、zaicoを導入したきっかけや、導入後の効果について伺いました。今後はお菓子の材料(食品・食材)の期限管理もしていきたいと、前向きに業務フローの改善に取り組まれている吉田様の姿勢が印象的でした。

お菓子の梱包材やパッケージなどの資材管理をされたい方、情報の共有性に課題を抱えられている方は、ぜひガトー・ド・ボワイヤージュ様の導入事例をご参考ください。自社の運用に合うかどうかなど、ご不安なことがありましたらお気軽にお問い合わせください!