在庫ズレが「0」に!過剰発注や欠品による販売機会損失がなくなった
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会社・団体名
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株式会社コエサムジャパン
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業種
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小売・卸
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従業員数
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~50名
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地域
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関東
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管理物品
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製品/商品 / 資材 / 食品
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課題
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過剰在庫・欠品をなくしたい / 使用期限・賞味期限を管理したい
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活用機能
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発注点管理 / QRコード/バーコードスキャン / 入庫/出庫(予定)データ登録 / 項目追加 / 期限管理
2024/12/23
株式会社コエサムジャパン様:在庫管理基本情報
- 管理している物品:ローズヒップティーの原料、オリジナルハーブティー、パッケージ(資材)など
- 管理している品目数:48品目
- zaico導入前の在庫管理方法:海外製の無料の在庫管理ソフトを使っていた
- 利用開始:2024年
- 利用頻度:ほぼ毎日
- 利用人数:2名
- バーコード・QRコード利用:あり
zaico導入前に抱えていた在庫管理の課題
- 海外製の在庫管理ソフトを使っており、困ったときのサポートがない
- データ上の在庫数と現物の数が合わない
- 過剰在庫による廃棄や欠品による機会損失が発生してしまう
zaico導入によって得られた効果は?
- 操作も簡単で困ることはほぼなくなったが、有事の際はサポートが利用できる
- データ上の在庫数と現物の数のズレがほとんどなくなった
- 発注タイミングが適正化され、入出庫の精度も上がったことで過剰在庫や欠品リスクがなくなった
株式会社コエサムジャパン様に、zaico導入前の課題から導入後の効果までを伺いました!
世界で初めて有機(オーガニック)ローズヒップを自社栽培するチリ・コエサム社から、ローズヒップを日本に輸入し国内販売を行うコエサムジャパン様。高い栄養価を維持しながら精製したローズヒップ商品を、BtoB(企業向け)、BtoC(一般消費者向け)で販売しています。
以前は海外製の在庫管理ソフトを使っていましたが、困ったときのサポートがなく、在庫数にズレが生じたり、販売機会の損失を生んだりしやすい環境だったそうです。将来的な商品増加も見据え、在庫管理の精度を上げるために、シンプルで使いやすいzaicoを導入してくださいました。
zaicoの活用によって業務効率化を実現し、全社コストの低減に成功された、コエサムジャパンの廣田様に詳しくお話を伺いました!
BtoB、BtoCの商品をそれぞれ別の場所で保管
廣田様:チリ産ローズヒップの輸入と国内販売を行っています。当初はBtoB商品として原料のみを取り扱っていましたが、現在はハーブティーやスキンケア用品などBtoCの製品も販売するようになり、事業の幅を広げています。
特に近年、ECサイトでの販売増加に伴い、BtoCの製品管理の重要性も高まりました。外部倉庫や提携工場、本社など複数の保管場所を適切に管理し、在庫を正確に把握することが求められています。
廣田様:弊社で管理している物品は約40種類あり、大きく3つに分かれます。
一つ目はBtoB商品で、JAS認証を取得したローズヒップ原料です。チリから一年に一度まとめて輸入し、外部倉庫に保管します。その後、日本国内の提携工場で異物の除去(精製)や小分け包装を行い、加工後は再び外部倉庫に戻して在庫として管理しています。
廣田様:次に、BtoC商品のハーブティーがあります。外部倉庫から提携工場へ原料を送り、製品化した商品が本社事務所へ届くので、本社で在庫として保管しています。
廣田様:最後に、商品のパッケージやラベル、容器といった資材もzaicoで管理しています。工場や倉庫に分散させて保管し、必要に応じて使っています。
zaico導入で在庫のズレが0に!「単位換算機能」も活用
廣田様:以前は、海外製の無料の在庫管理ソフトを使っていました。在庫データが正しく反映されず、「データ上は在庫があるのに現物がない」「データ上の在庫はないのに現物が余っている」といったちぐはぐな状況が時々発生していました。そうなると欠品や、販売機会の損失が起きてしまうんです。
加えて、困ったときやシステム障害が発生した際などにサポートが一切ないこと、サーバーダウンなどのトラブルがあることも悩みでした。
また、ロット番号や賞味期限の管理が十分に行えず、写真を登録できない点も運用上の課題となっていました。
廣田様:これまでの在庫管理ソフトの課題を解消するために、直感的でわかりやすい操作性を重視してzaicoを選びました。スタッフがスムーズに使いこなせるシンプルな設計や、freee(会計ソフト)との連携が可能な点も導入の決め手でした。
廣田様:はい。入庫や出庫の精度が上がり、原料に関しては在庫のズレが全くなくなりました!一部、担当者が変更になるなどの環境に起因してヒューマンエラーが発生したこともあったのですが、これから体制を整えていくところです。
zaicoには何かあったときのメールサポートもありますし、そもそもzaicoは直感的に使えるので、今のところ困ることがほとんどないですね。
また、zaicoには単位換算機能があるのも便利です。BtoB商品のローズヒップ原料はキログラム(kg)単位で入荷して、カートン単位で販売しているので、zaicoでも「1カートン=20kg」と単位換算して登録しています。たとえば在庫が残り1,580kgあるよというときに、じゃあ今何カートンあるのかというのが頭ですぐに計算できないので(笑)、zaico上でぱっと単位を換算してくれるのはとても助かっています。
BtoBとBtoCで異なる入庫・出庫フローを確立
廣田様:BtoBの場合、年に一度チリから原料を輸入します。仕入れた原料は直接、外部倉庫に入るので、そこから定期的に数kgずつ工場へ送り、精製をします。その後、工場から製造報告書が届くタイミングでzaicoに新規登録をし、倉庫に「こういった商品が届くので保管してください」と一報を入れます。
※1:在庫データの登録はこちら
廣田様:BtoCの場合、倉庫から工場へ原料が送られ、製品化されたものが本社に届くので、本社で在庫を保管しています。製品が本社に届いたタイミングで写真を撮って、zaicoに新規で物品データを登録します。
※1:発注点アラート機能はこちら
※2:在庫データの登録はこちら
廣田様:BtoBの場合は、受注したら倉庫に出荷依頼をかけます。同時にパソコンからzaicoで出庫登録を行い、freeeで納品書を作成します。その後、倉庫からお客様へ商品が送付されるという流れです。
※1:出庫データの登録はこちら
※2:freee連携はこちら
廣田様:BtoCの場合は、ECサイトから注文が入ったら、QRコードをスキャンしてzaicoで出庫登録をします。その後、本社から製品を発送するという流れです。
※1:出庫データの登録はこちら
現場の負担が軽減され、欠品や過剰在庫のリスクもなくなった
廣田様:はい。BtoCの出庫時はQRコードをスキャンすることで、これまで手入力だった出庫処理が大幅に効率化しました。現場の負担も大きく軽減されています。
廣田様:また、ロット番号や入庫番号、発注したものが港に到着した日付など、独自の追加項目を在庫データに紐付けて登録できるので、在庫の追跡が容易になり、常にリアルタイムな在庫状況を正確に把握できるようになりました。
廣田様:そうですね。以前は製品の保管場所がばらばらだったり、きちんと棚卸ができていなかったりして、在庫が少なくなっているのに気づかず、人気商品が品切れ状態になることもありました。
今は必要量を適切なタイミングで発注できるようになり、欠品や過剰在庫のリスクなく、安定した共有体制を整えることができました。無駄なコストを抑えることができ、業務全体の効率化にも繋がっています。
大変参考になるお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
BtoB・BtoCの輸入食品の在庫管理にzaico
今回はチリ産ローズヒップの輸入販売を行う株式会社コエサムジャパン様に、zaico導入による効果や運用方法について詳しくお話を伺いました。zaicoを使って在庫管理の精度を高め、在庫数のズレをなくすことに成功されたほか、発注点機能を活用し、正確で効率的な発注ができる体制を構築されたとのお話が大変印象的でした。
コエサムジャパン様と同業種の方や、在庫数のズレによる機会損失などにお悩みの方は、ぜひ今回の導入事例をご参考ください。
zaicoは31日間、無料トライアルをご利用いただけるほか、導入や操作に関するお問い合わせも随時承っております。メッセージフォームからお気軽にご相談をお寄せください。