材料管理が上手くいかずコストの増加…zaico導入により輸送コストのマイナスを実現！

材料管理がうまくいかず、欠品を防ぐための空輸利用でコスト増

初代はビーズ刺繍加工業として始まり、私は2代目になります。現在はウェディングドレスをメイン商材としており、ミャンマーで生産を行っています。私自身はミャンマーと日本を行き来して事業を管理しています。

ドレス作りには、様々な生地や材料を使いますが、その管理のために材料スタッフが日本1名、現地4名います。

zaico導入前はメインの商材・生地は管理していましたが、色違いのものやビーズなどの管理には手が回っていませんでした。具体的には、材料をどれだけ使ったのか「消し込み」がうまくいっていなかったため、データベースに信ぴょう性がありませんでした。

何メートル使ったかを紙のノートに書き留めておいて、後からパソコンに入力するというオペレーションでした。

材料スタッフに聞かないと最新のステータスが分からず、かなり属人化してしまっていました。

結果、正しい在庫数が分からないことにより、材料の過剰発注や欠品が起こっていました。

ウェディングドレスということで納期は確実に守らないといけないため、急ぎの時には空輸を用いたり、自分自身でハンドキャリーをして間に合わせることもしばしば。

月1回の船便に加えて、多い時だと週2回は空輸を利用することもあり、輸送コストがかさみ利益を圧迫していました。

適切な在庫管理により、売上が前年比24%Upに対して、輸送コストはマイナスを実現！

会社の規模が大きくなってきた時に、現場のスタッフにある品番の在庫や材料の使用量を尋ねたところ「分かりません」と返答があり、今のままでは事業成長は難しいと思いました。

受注量が増えていけば行くほど、倉庫はぐちゃぐちゃになってしまい、不良在庫も発生していました。

そうした中で、インターネットで調べ、zaicoを見つけました。

きっかけは代表・田村さんが実家の倉庫を効率化するところから創業したストーリーに共感したことでした。

システム選定においては、英語対応、バーコード管理、スマホアプリもローカルメンバーが利用する上で重要なポイントでした。また、導入コストが低く、今ある設備ですぐに使い始められる点も非常によかったです。

これまでは紙のノート→パソコン入力ということで移動が必要でしたが、今はタブレットを現場に置いています。そのため、生地を取り出して裁断した後すぐに使用量を入力することができるため、リアルタイムに在庫を更新、把握することができます。

発注点管理も活用することで欠品を防ぐことにも役立っています。

zaico導入により、適切な在庫管理ができるようになりました。直近は売上が前年比24%Upしましたが、空輸しないといけない場面が減り、輸送コストはマイナスを実現できました！

zaicoの最新機能を使いこなして、より高度な在庫管理に取り組みたい

今後はzaicoの出庫予定データをうまく活用し、今手元に在庫はあるが、将来使用予定を加味すると早めに仕入れをしなければならない、というようなことを適切に管理したいと思います。

また、生地はモノによって微妙に色合いが違ったり、欠陥があったりしてメーカーとやり取りすることがあります。

そのため、同じ品番でも入荷ロットごとに管理が必要になります。こちらもzaicoで管理するためのグルーピング機能があるため、うまく活用したいと思います。

在庫管理基本情報

• 会社名：有限会社アトリエエム / ATELIER E&M INTERNATIONAL CO.,LTD
• 業種：ウェディングドレスメーカー（製造業）
• 管理している物品：生地やビーズなどの部材
• 管理している品目数：3,800種類
• ZAICO導入前の在庫管理方法：紙、エクセルでの管理
• 利用開始：2021年
• 利用頻度：毎日
• QRコード：利用あり

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