ITが苦手なスタッフもzaicoはすぐに使いこなせた。iPad一つで接客から出庫処理までできるように!

会社・団体名

株式会社AWA

業種

小売・卸

従業員数

~50名

地域

関東

管理物品

製品/商品

課題

管理の属人化をなくしたい / 複数拠点で利用したい

活用機能

QRコード/バーコードスキャン / 保管場所登録 / 数量移動

2024/9/20

株式会社AWA様:在庫管理基本情報

  • 管理している物品:オーガニックコットンのアパレル・インナー・雑貨
  • 管理している品目数:約5,000品目
  • zaico導入前の在庫管理方法:在庫管理ソフトを購入して使っていた、在庫・売上管理システムのリース
  • 利用開始:2022年
  • 利用頻度:毎日
  • 利用人数:6名
  • バーコード・QRコード利用:あり

zaico導入前に抱えていた在庫管理の課題

  • 以前使っていた在庫管理システムは操作が複雑で、全員が使いこなせない
  • 在庫管理システムの使い方を新人スタッフに教える負担が大きい
  • 在庫管理システムを使えるスタッフに業務負担が偏ってしまう

zaico導入によって課題はどう解消された?

  • zaicoは操作性がシンプルで、スタッフ全員が使える
  • 出庫処理フローなどをレクチャーする時間が12分の1に短縮された
  • 在庫管理業務を全スタッフで分担できるようになった

株式会社AWA様に、zaico導入前の課題から導入後の効果までを伺いました!

オーガニックコットンアパレル・ライフスタイルブランド「SkinAware(スキンアウェア)」を展開する株式会社AWA様。伊勢丹新宿をはじめとする複数の実店舗とオンラインショップを運営されているほか、全国で不定期のポップアップショップも展開されています。

ライフスタイルブランド「SkinAware(スキンアウェア)」

以前使っていた在庫管理システムは操作が複雑で、店舗スタッフが使いこなせず、売上処理でミスが出るといった課題がありました。zaicoを導入して在庫管理にどのような変化があったのか、株式会社AWAの代表であり、デザイナー兼ブランドディレクターでもある可児ひろ海様に詳しくお話を伺いました!

株式会社AWA代表・可児ひろ海様

各店舗を「保管場所」として登録、本社から在庫を「移動する」という運用

――御社の事業内容をお聞かせください。

可児様:当社は、オーガニックコットンを使ったアパレルを展開している会社です。直営店に加え、委託店舗や小売店を含む実店舗と、ポップアップショップ、オンラインショップも運営しています。

――現在管理されている商品数はどのくらいありますか?

可児様:現在の在庫件数は5,000件以上あります。本社オフィスを保管場所として、すべての在庫を一元管理しています。

――店舗ごとの在庫はどのように管理されているのですか?

可児様:各店舗やポップアップショップを「保管場所」としてzaicoに登録しています。本社オフィスで保管している商品の在庫を、それぞれのお店へ「保管場所の移動」をする形で移しています。

――不定期のポップアップショップも保管場所として登録されているのですね。

可児様:はい。常設店とは異なり、ポップアップショップの場所は毎度変わることがあります。たとえば別府(大分県)でポップアップショップを開催する場合は、まずzaicoで「別府」という保管場所を作成して、商品の在庫を移動させています。

各地でポップアップショップを開催したり、新店舗をオープンしたりするたびに保管場所をどんどん増やして登録している状況です。

「誰でも使える」シンプルな操作性と直感的なUIがzaico導入の決め手

――zaico導入以前の在庫管理方法を教えていただけますか?

可児様:以前は、在庫・売上管理システムのリースを使用していました。中小企業向けのシステムで、月額料金は10万から15万ほどだったと思います。

ただ、そのシステムには使わない機能もたくさんついていました。たとえば「原価管理機能」は、社内で使っている他の会計ソフトでも補えました。使わない機能は操作を複雑にしてしまうので、よりシンプルに在庫管理ができるツールを使いたいと思い、リース期間が終わるころに、よりシンプルで、店舗スタッフが使いやすい在庫管理システムを本格的に検討し始めたという経緯です。

――zaicoを導入された決め手は何だったのでしょうか?

可児様:zaicoのカスタマイズ性の高さと、拠点が増えるたびに保管場所を追加できる機能の柔軟性が決め手でした。
また、見た目のシンプルさ、分かりやすさもzaicoが目に留まった理由の一つです。zaico以外にも複数のシステムを試しましたが、やはり操作が難しそうな印象を受けました。

――以前の在庫管理システムも、操作が複雑だったのですか?

可児様:店舗スタッフはパソコンを使うことにあまり慣れておらず、ITリテラシーが高いわけでもないので、以前のシステムは使いこなすのに時間がかかっていました。
加えて、新しいスタッフに使い方を教える作業も大きな負担になっていました。実際に、店舗スタッフが売上伝票を作成できておらず、売上が正しく反映されていないといった問題も発生していました。

――よりシンプルで、誰でも使いやすい在庫管理システムを求められていたのですね。

可児様:在庫管理システムは、ITリテラシーに不安があるスタッフでも使いこなせるというのがとても重要です。接客中に操作に手間取ってしまうと、お客様にもご迷惑がかかってしまいます。
さらに、使いこなせるスタッフが限られてしまった場合、そのスタッフに業務が集中してしまうことも、店舗運営としては望ましくない事態だと考えていました。

新人スタッフのトレーニング時間が12分の1に短縮された

――Excelでの管理に限界を感じて、zaicoを導入してくださったのですね。

可児様:はい。アルバイトで週に1回しか入らないスタッフを含め、スタッフ全員がすぐに使えるようになりました。

――嬉しいです!新しいスタッフの方に使い方を教える作業負担も軽減されましたか?

可児様:はい、トレーニングの手間も大幅に減りました。
これまでは新しいスタッフが着任するたびに、一度操作方法を教えた後、実際に伝票を作らせて、その結果を確認して…といったプロセスを繰り返していました。アパレル業界は販売スタッフの入れ替わりが激しいので、その都度トレーニング時間を取られることは大きな負担です。販売した時の処理だけでなく、返品時の対応や他の処理も教えなければなりません。
以前はそのトレーニングに一回6時間ほどかかっていましたが、zaico導入後は30分以内で済んでいます。本当に大きな改善です。

直営店ではその日のクローズ作業時、委託店では月に一度まとめて出庫登録

――商品が売れたときの出庫登録は、どのようなオペレーションですか?

可児様:直営店、委託店、ポップアップショップ、オンラインショップでそれぞれ異なる運用をしています。実店舗(直営店、委託店、ポップアップショップ)では、まずzaico上で本社オフィスから各店舗に商品在庫を「移動」させておきます。そして売れた分だけ「出庫登録」をする、というのが基本的な流れです。

――出庫登録にはバーコードスキャン機能を利用されていますか?

可児様:はい。販売時に、売れた商品からバーコード付きの値札を切り取って保管しておきます。直営店では、お店のクローズ作業時にiPadでまとめてバーコードをスキャンして、その日売れたものをzaicoで出庫登録しています。

――ポップアップショップではどのように出庫登録されていますか?

可児様:ポップアップショップでは、会期がすべて終わってから、売れた商品をまとめてzaicoで出庫登録しています。売れ残りが発生した在庫は、保管場所を本社に移動して(戻して)います。

――委託店舗やオンラインショップの場合はいかがですか?

可児様:直営店ではない委託店舗や小売店の場合は、月に一度、月末に売上報告が来たタイミングですべての商品の出庫登録をまとめて行っています。

オンラインショップでは商品を受注後、発送する日にzaicoで出庫登録を行っています。オンラインショップからの発送は週に2回程度ですので、その日に発送するすべての商品をまとめて出庫登録しています。

バーコードスキャンを活用し、iPad一つで接客から出庫処理までできるように

――zaicoで特に便利に感じられる機能はありますか?

可児様:iPadでバーコードを読み込み、出庫や棚卸ができる機能は便利だと感じています。以前は、バーコードリーダーやスキャナを使って棚卸を行い、さらにそのデータをパソコンに取り込んで処理するという手間がかかっていたので。

――日常業務にiPadを使用されているのですね。

可児様:当社は店頭でお客様にiPadで商品をお見せすることがあります。そのためzaicoを使えば、iPad一台で、お客様へのご案内や在庫確認、さらに出庫処理もできるようになるという点に非常に魅力を感じています。
おかげで、店舗スタッフのオペレーションを大きく効率化することができたと思います。

――大変光栄です。貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

アパレル商品管理・複数店舗の在庫管理にzaico

今回は、複数の拠点で商品を販売されている株式会社AWA様に、zaico導入のきっかけから導入後の効果まで詳しくお話を伺いました。ITリテラシーを問わず短時間で操作を習得できるシンプルさや、バーコードスキャンを使って出庫登録をスムーズに行える点が、現場での負担軽減につながっているとお聞かせいただき大変嬉しく思います。

一方で、AWA様からはzaicoの機能に関するご要望もいただきました。今後のzaicoの進化に向けた貴重なフィードバックとして受け止め、より多くのお客様に満足いただけるサービスの提供を目指してまいります。

忙しい現場にこそ、シンプルで使いやすい在庫管理システムが必要です。自社に合った在庫管理システムをお探しの方は、ぜひ一度zaicoの無料トライアルをお試しください。導入や操作に関するお問い合わせも、zaicoホームページからいつでも承っております。