2024/4/10

抱えていた課題

• 1枚の紙で管理していたため、都度見に行く必要があり非効率だった
• 紙へは週1・2回の記入としていたため、記入漏れなど人的ミスが多く発生していた
• 納品ミスなどが起きた際、どのタイミングでミスが起きたかが情報として追えなかった

zaico選定理由

• 項目設定が他社製品に比べて自由度が高かったため

導入・活用効果

• 端末からリアルタイムに確認できるため、管理や顧客問い合わせ対応へのスピード・効率が上がった
• 納品ミスなどの問題が起きても、時系列で情報を把握できるため要因特定が容易に、また特定までの時間も短縮できた

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1分でわかる資料

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埼玉県所沢市で、内装・外装の工具メーカーとしてプロ用の道具から一般のDIY商品、日用品などの多数の商品を提供されている井上工具株式会社様。

製造を生産委託し、製品を商品在庫として管理される中、製品を商品在庫化する際に

数え漏れの人的ミスが頻発。

週に1～2回の更新頻度でリアルタイムの在庫数もわからず、在庫確認のためには紙を

都度見に行く必要があり、紙でのアナログ管理に限界を感じられてzaicoの導入を決めていただきました。

管理品数が400超えと多いことから、項目設定の自由度が高いことが決め手に。

導入後は、各自端末から在庫がリアルタイムに確認でき、人的ミスの軽減や顧客問い合わせ対応の効率化が実現し、また問題発生時の要因特定にも役立っているとのこと。

今回はzaico導入をご検討いただき、今後も在庫管理をさらに効率化したいとお考えの井上様にお話を伺いました。

30名弱が1枚の紙で都度確認…紙での管理は限界！

自社で商品企画、製造は外部へ委託とファブレス企業の形態をとっていて、現在、入庫から出庫のフローは

●入庫

　・商品製作依頼を入庫予定データとして管理

　※どの商品がいつ頃にできるのかをzaico上で把握

　・製品が完成したらzaico上で入庫済みへステータス変更

●出庫

　・ピッキングリストを基に、ピックアップ

　・ピックアップする際に、zaicoへ出庫スキャン

　・ピックアップしたものをダブルチェックして箱詰め

zaico導入前は、１枚の紙で管理しており、30名近いスタッフが在庫確認が必要になったら都度確認しにいく必要がありました。

紙への記入も週１～２回の頻度で更新としていたため、リアルタイムに在庫数を把握できておらず、紙での管理に限界を感じたことがきっかけで管理システムを検討することにしました。

当時（７年ほど前）は在庫管理システムを提供されているところが２～３社ほどでしたが、その中でも項目登録の自由度が高く、管理がしやすそうなzaicoを選びました

端末からのリアルタイム確認、在庫管理の正確性・効率が向上

紙管理での人的ミスとして、数え間違いが最も多く発生していました。

置き場所が違っていたものを数え漏らすなど、管理面の問題も含め、在庫が正確に

把握できていませんでした。

現在は、ピッキングスタッフがスマホから、それ以外のスタッフは主にPCから登録・確認をリアルタイムに行えるので、人的ミスの発生頻度・量を減らすことができました。

顧客から発注の問い合わせがあった際にも、「在庫がこれだけあるから出せます」という

判断が即時にできるようになり、顧客対応の効率も上がっています。

問題発生時、時系列で情報を把握できることにより要因特定が容易に

ピッキングはピッキングリストを基に作業を行います。

リストを出力するのは別の基幹システムでzaicoとは連動していないので、ピッキング時にミスが起きたとしてもエラーが瞬時にわかるわけではありません。

ただ、以前の紙管理ではミスの履歴が追えず、どこで問題が起きたかの要因把握に

時間がかかっていましたが、zaicoでは入庫→出庫作業が時系列で追えるため、

どこで問題が起きたかが履歴で確認できるようになりました。

例えば、顧客から納品後に商品に不足があったと問い合わせがあったとしても、

zaico上で履歴が追えるので、自社内のミスであっても発覚・原因特定が

速くできるようになりました。

zaico導入で、在庫管理の人的ミス自体が減らせ、ミス発生時も問題の切り分けができることで原因特定までの時間も短縮できたので、在庫管理業務全体の効率化が叶っています。

今後はピッキングの時間をできるだけ短くして、出庫作業のトータル時間を減らすことにも取り組みたいと考えています。

在庫管理基本情報
・会社名：井上工具株式会社
・業種：製造・販売（ファブレス企業）／内装・外装の工具メーカー
・管理している物品：ハンドツール
・管理している品目数：400~500品
・ZAICO導入前の在庫管理方法：紙・Excel
・利用開始：2015年頃
・利用頻度：毎日
・QRコード：利用あり

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